私が映画「リップヴァンウィンクル」を観たのは公開されてずいぶん経ってからでした。
当時、九州のとある県に住んでいたので映画が上映されず、ビデオレンタルが開始されるのをずっと待っていたのです。
予告を見てすぐにCoccoのアルバムを買に行きました。「コスモロジー」を何回もリピートして、本当に楽しみにしていました。
映画は、一人暮らしをしていた部屋の小さなテレビでみました。
頭が痛くなるほど泣き、そのまま真っ暗な部屋で寝転んでいたら、窓の外に飛行機が飛んでいるのが目に入って、それがすごくキラキラと輝いて見えたのを今でも覚えています。
ということで、今回はロケ地のひとつである「カフェ・ラ・ボエム白金」さんへ行ってきました。
お店は港区白金台の駅から徒歩五分、緩やかな坂道の途中にあります。外観はヨーロッパの建物のようで、植栽も素敵です。
今回は車で訪れたので地下の駐車場を利用しました。午後2時ごろでしたが、駐車場は空いていてすぐに止めることが出来ました。
地下からエレベーターで1階へ上がり、一旦外に出てからお店の入り口へと向かいます。
このエレベーター、動き始めたら室内が暗くなり、地面が光る仕組みでした。おしゃれ!
店内は天井が高く広々としていています。シャンデリアで室内を照らしている為、昼間でも落ち着いた雰囲気。
テラス席に座ることも出来たのですが、暑くて汗をかいていたので店内のソファー席に座りました。
テラス席はワンちゃんも同伴することができるようです^ ^
噴水?壁泉?がありました。
2階席もあり、結婚式の二次会などで貸切パーティを開催される方が多いようです。
ランチセットでマルゲリータを注文しました。焼きたてで美味しかったです。
夫は釜揚げしらすのペペロンチーノを大盛りで注文していました。(写真がなくてごめんなさい)
ランチのお値段は建物の外観に反して良心的で、1,000円〜1,500円程度でした。
お会計の後にテラス席の写真を撮らせてもらいました。
映画で七海と安室が初対面するシーンはここで撮影されました。実際に訪れると、映画よりもコンパクトな空間だと感じます。
映画では木製のテーブル&チェアが並んでいましたが、2019年時点ではシルバーのテーブルにガーデンチェアの組み合わせになっていました。
雨天に強い材質に変更したのでしょうね。
緑色のパラソルが設置してありますが、映画のシーンでは畳まれて端に置かれていましたね。
というように少し相違点もありましたが、雰囲気はそのままでワクワクしました。
このテラス席が出てくるのは映画の中ではたった3分間程ですが、お洒落なレストランと安室の胡散臭さのコントラストが凄まじくとても印象に残っていました。
次はぜひテラス席に座ってワインでも飲んでゆっくりしたいです。
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